サイクリングの補給食を考える。
体重60kgの私が時速25kmで4時間、距離にして100km走ると約2,200kcalのエネルギーを消費するらしいです。
私はおそらく高校生時代から体重の変化はほどんどないので、ダイエットを自分のこととして考えたことはないのですが、体重に変化がなくても40歳を過ぎると体についてるお肉にも変化がきます。各所にあったお肉がやわらかくなってお腹まわりに集まってきたなって感じです。
周囲の同年代の方からは、痩せ体形が羨ましいとよく言われますが、肉付きが少ないからこそ、体形の小さな変化もわかりやすいんです。
私がこのような話をどれだけ熱弁しても、いつも周囲に敵を増やすだけで終わるのですが、私もいろんなコンプレックスを抱えてますのでご安心を。
冒頭から話が脱線しておりますが、消費する2,200kcalのエネルギー量は1日の標準摂取量とほぼ同数値なので1日分のエネルギーが自転車だけで消費されてしまうということ。必然的にエネルギー不足に陥ってしまうわけです。
単純に長距離を走っているとすごく腹が減る。科学的にも補給の必然性がわかっているわけですから、体が悲鳴をあげる前に積極的に食べましょう!
で、なにを食べるかということ。補給食というこうとで考えれば、
◇ 必要なエネルギーが効率的に補給ができる
◇ ライド中でも手軽に補給できる
◇ 携帯に適している
ということだと思います。このような条件をクリアして多くのサイクリストがおススメしているのが羊羹ですね。
ジェル飲料とかエナジーバーなど種類も豊富な機能性補給食を差し置いて、なぜ羊羹がおススメなのか?ポイントを整理してみました。
1. 高カロリーである
2. 適度な水分があり食べやすい
3. 一口サイズの商品の多くライド中でも食べやすい
4. 小さなパッケージで販売されているので、そのまま携帯できる
5. 暑さでも溶けにくい
6. コンビニなどで売っているので調達しやすい
7. 100円前後の商品が多く安い
8. 羊羹といっても甘すぎす旨い
9. 比較的種類が豊富で、好みのものを選ぶことができる
このように書いていくと羊羹一択になってしまいます。
私も何度も羊羹を持っていきました。それまでコンビニのレジ近くにあっても食指が伸びることはなかったのですが、いろんなコンビニ羊羹を食べ比べましたね。
でも、最近のお気に入りは羊羹ではなく、こちらのエナジーバー。
なぜか?
それは、そもそも私がガチの自転車乗りでないから。
エネルギー補給が目的ではありつつも、レースに勝つための補給食ではなく腹が減ったから食べるもの。どうせ食べるのなら好きなものを!と。
なので、このエナジーバーも機能性を求めた結果ではなく、単純に旨いと思ったから。だからこれがサイクリングの補給食として最適かどうかも正直わかりません。
自分の好きな補給食探しも自転車の楽しみ方のひとつなのかもしれません。
結論。私にとって補給食はおやつであり、おやつは楽しむもの。