おすすめ ミニベロ BEST3 ロード系 折り畳み自転車
どれにしようか迷った時にとても参考になるのが 、いわゆる比較サイト。私が相棒を選んだ時もいろんなサイト見て、レビューを読んで研究させてもらいました。
そのとき感じたことがありました。それはいろんなバイクのレビューが載っているのは有り難いのですが、タイプの違う物が比較対象として書かれていても選びようがないなぁと。例えば折り畳めるモデルとそうでないモデルとでは同じミニベロといっても全く別物だから同じ基準で選べないよね!って。
今回はミニベロのなかでも下記の要件を満たすもののうち、ここから選べは間違いないと言えるちょっとエッジの効いた厳選3台をご紹介いたします。
1.フォールディングバイクである
2.走り重視の方が満足できる
3.高額過ぎない(20万円以下)
4.個性的、周囲の方とカブりにくい
5.カッコいい
KHS F-20RC ¥160,000+税
メインコンポ:Simano Tiagra, 20speed 11.1kg
折り畳みサイズ:700 x 780 x 360
私の相棒の上位モデル。KHSは日本では少しマイナーですが、1974年創業で実績のあるアメリカの自転車メーカーです。KHSのフォールディングバイクはシンプルながらも機能美を感じさせるフォルムが逸品。折り畳む際にハンドルを引き抜いて収納するスタイルなので、折り畳みが若干手間がかかりますが、外したハンドルを隙間に収める構造なので比較的小さくできます。また剛性が犠牲にならないとのメリットがあります。ソフトテールという小さなサスペンションがリアについているのもKHSの特徴のひとつ。メインコンポもTiagraなので物足りなさはないと思います。
このモデルは派手はないものの、速く長い距離を走れるミニベロ作りへのこだわりを強く感じるフォールディングバイクです。
出典:http://www.dahon.jp/index.html
DAHON Dash Altena ¥128,000+税
メインコンポ:Simano Claris, 16speed 10.8kg
折り畳みサイズ:920 x 890 x 360
DAHONには他にスポーティなモデルが多数ラインナップされていますが、あえてこのモデルがおすすめします。このスタイリングは日本で手に入るフォールディングバイクのなかで最もフォールディングバイクらしくないと言えるのではないでしょうか。折り畳むための宿命であるデザイン上の制約を全く感じさせません。このクラシカルなデザインをフォールディングバイクで実現していることに脱帽です。
さらに10kg台という軽量も魅力のひとつ。これは折り畳み機能の割り切りによって実現しているものだと思います。折り畳むには工具(アーレンキー)が必要なのですが、これにより折り畳み機構部がシンプルになり余分なパーツによる増量を抑えています。ワンタッチタイプのフォールディングバイクに比べ耐久性も高いと思われます。
一方で、折り畳んだ際のサイズの大きさは気になります。ロードバイクを輪行するのと変わらないサイズ。ただし、タイヤ脱着の必要なく折り畳めることは、その容易さだけでなく、パーツ同士の干渉による損傷リスクがないという点においても、フォールディングバイクには優位性があります。
なお、メインコンポはクラリスですのでスポーツモデルとしては若干物足りないかもしれませんが、コンポのアップデートを楽しんでいってもいいのではないでしょうか。
出典:http://www.tartaruga-ew.com/index.html
Tartaruga Type SPORT GT ver.1.25 ¥192,000+税
メインコンポ:Simano SORA 18speed 10.7kg
折り畳みサイズ:1,170 x 780 x 360(イージーフォールディング時)
こちらは日本のデザイン会社であるタルタルーガ・エンターテイメントワークスが台湾の自転車メーカーPacific Cyclesとコレボレーションし開発したモデル。いかにも速く走ることを目的に設計されたようなとても攻撃的なフォルムです。位置づけとしてはミニベロロードというよりランドナーとして走行性と走破性の両立させているモデルであるとのこと。
サスペンションなどの機能が充実しているにもかかわらず、10kg台という軽量に仕上がっているところもスポーツモデルとしての意気込みを感じます。
折り畳み機能のしては2パターンあります。フルフォールディングと呼ばれる折り畳み方式では 730x585x360 まで小さくなりますが、これは折り畳みというより分解に近い工程が必要なので、上記には通常の折り畳みとして使われるであろうイージーフォールディング時のサイズを記載しました。それでも他のフォールディングバイクと比べると折り畳みに手間がかかります。
ちなみに私はこのバイクが走っているところを見たことがありません。周囲の方とカブらない個性的なモデルという点でも、このモデルはとても魅力的です。
以上3台紹介しましたが、いずれも携帯性より走行性を優先したバイクになっております。ただし、スピード最優先ではなく所有する喜びを感じられるバイクという視点で選びました。
カラーリングは私が買うならこのカラーってことで載せたのですが並べてしまうとちょっと地味ですね。