休日はミニベロに乗って

趣味の自転車(特に小径車・折り畳み自転車)についてもっと知って、さらに楽しい休日を。このブログを通じて初心者サイクリストの輪を広げていきたい!

恐怖!自転車は常に危険と隣り合わせ!危うく交通事故にあいかけた話

先日、恐ろしい体験をしましたので、皆さんもご注意くださいとの意味を込めてレポートします。

 
以前の記事にも書きましたが、私は狭い公道を走るときは左側に多少のスペースを空けて走るようにしています。車に追い越される際の自分用のエスケープゾーンです。
 
街中は幹線道路でも道幅が狭いところが多いですが、そんな道でも路線バスのルートになっていたりして、狭い交差点を神業のごとく曲がったり道路脇の標識などを接触ギリギリのところで通過していくドライバーをみると流石、プロだなぁと思います。
 
その日、わたしが走っていたのも歩道もない片側一車線の路線バスのルートになっている道路でした。天気の良い休日の午前中、視界も良好です。
私は友人とのサイクリングの集合場所に向かって気持ちよく単独走行で走っていると、後ろから路線バスが近づいてくるのがわかりました。
でも、この狭い道幅で対応車線も途切れることなく車の往来があるので、バスに抜かれることはないと思い、でも急かされている感じにもなるのも嫌なので、次のバス停はどこかなと思いながら若干スピードを上げながら走っていました。
 
そしたら、あれっ!バスがどんどん近づいてくる。
位置的に私が見えていないことは絶対にありません。まさか、追い越す気?
 
さらに近づく路線バスは、センターラインを踏む程度まで膨らみながら追い越しにかかってきます。対向車が走っているのでそれ以上はいけません。
私はやむを得ずギリギリまで左に避けます。
左側は歩道がなく民家の塀すぐのところにガードレールが設置してあります。
私はそのガードレールに接触寸前、路面も舗装の端が波打っている状態なのでバランスとるのも気が気じゃありません。
 
そしてそのバスは追い越し際に、なんと私の右肩にヒット!
舗装の悪いところを走らされているので、若干、フラフラしながら走っていたとは思いますが、プロのドライバーがヒットさせるか?
お前、ちゃんと大型二種免許もっているのか!
 
ちょーーーーーーーーーーーー焦ったけど、不意打ちではなかったので転倒することにはなりませんでしたが、バスの左フロントが当たっているので、ドライバーは絶対に気付いているはず。
 
でも、そのバス、驚いたことにそんな私を追い抜いた後も何事もなかったように走り去っていくではありませんか。
マジか?
これ人身事故だよね?
倒れて怪我でもしないと事故にはならない?
どうするオレ?
 
怒りだけがどんどんこみ上げてきます。
 
とりあえず、バスを追いかけよう。
バスを追いかけながら、
切れるなオレ!でも、どうすれば・・・。
 
ヨシ!これで行こう。パニクった頭のなかで冷静に冷静にと唱えて至った唯一の対処法。
 
バスは次の赤信号で止まりました。
信号付近はガードレールが途切れていて、左からバスを追い抜ける。
私はバスの前に回り込み、スマホを取り出してバスのドライバーと車両ナンバーが入るアングルでパシャリ。
その後、ドライバーを一瞬睨みつけてから信号を左折して路線バスルートを離脱しました。
 
撮った写真は、警察に渡すつもりもバス会社に送りつけるつもりも、ましてやSNSで拡散するつもりもありません。私自身、面倒なことになるのは嫌だし、それで何かが解決するわけでもないですから。
 
でも、ドライバーには自分のやったこと、ちゃんと認識していただきたい。
そして、何もなかったこととして過ぎ去ろうとした行為を悔いていただきたい。
あたなは事故を起こしたドライバー。私のバイクコントロールが上手かったから、相手に怪我をさせなかっただけ。
 
今回、私は十分な注意を払って車道を走っていたと断言できます。
それでも、自転車は常に危険と隣り合わせ。
 
気を付けて走りましょう!以外の予防策が見つからないので言いますが、みなさん、くれぐれも気を付けて走りましょう!
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