サドルバッグの中身はどっちだ?小型携帯ポンプvsCO2インフレーター
スポーツバイクに乗っているとたまにはパンクに見舞われます。原因の多くは空気圧不足によるリム打ちらしいので日頃のメンテナンスがバッチリならリスクは減りますがゼロにはなりません。ですから多くの自転車乗りはパンクしてもチューブを交換できる装備、簡単に言えば工具とチューブと空気入れを携帯していますね。
そしてここで頭を悩ますのが空気入れなんです。 みなさんが悩んだかどうかは知りませんが、私は悩みました。 最初は店員さんの言われるがまま買ったのですが、 そのあと悩みました。
最も実用的なのがフレームに取り付ける携帯ポンプなのですがフレ ーム周りがゴチャゴチャするのは避けたい。 そうするとサドルバッグに入るサイズの小型携帯ポンプになるわけ です。でも、これはイマイチ使いにくい。
その対抗馬としてCO2インフレーターなるとても魅力的なものがあるので すが、CO2インフレーターにも弱点があるので、結局どれなんだ!ということに。
ここからは、私の偏見も含んだ考察です。
携帯ポンプ(フレーム装着式)
<Good>エアー注入が容易
<Good>高圧まで対応可
<Bad> 比較的重い
<Bad> バイクシルエットに影響あり(好みの問題)
<Bad> 体むき出しでの取り付けになるので盗難に合いやすい
携帯ポンプ(小型)
<Good>サドルバッグに収納できる
<Goog>軽量
<Bad> 相当数のポンピングを繰り返さないとエアーの注入できない
<Bad> 人力で規定値までのエアー注入は事実上不可能。5barくらいが限界か
CO2インフレーター
<Good>サドルバッグに収納できる
<Good>軽量
<Good>エアー注入に労力がいらない
<Good> 一瞬で規定値までのエアー注入ができる
<Bad> 1回きりの使い切り
それぞれ一長一短あるのでユーザーそれぞれの状況に応じ選択が変わってくると思います。
価格は商品にもよりますが、どれも2,000円~3,000円くらいと大差はないと思うので、比較からは除外しています。
では、私の場合はどうしているかというと、以下の基準で決めました。
1. やっぱり見た目が大事。ポンプはサドルバッグに収納しフレーム周りはスッキリしておきたい。フォールディングバイクは折り畳みの形状などでの制約もあるのでそこも注意ポイント。
→ 携帯ポンプ(フレーム設置型)は除外
2. 1回分の修理キットだけでは不安。パンクは一度だけとは限らないし、そもそも私は自宅でタイヤ交換した際に新しいチューブをリムに挟み込んでパンクさせたことがありまして。不器用なんですよね。
→ 携帯ポンプもしくはCO2インフレーター+予備ボンベ
3. 必要な装備は携帯しつつも、荷物は少なく軽量にしたい。
→ 携帯ポンプ(小型)
ということで、私は携帯ポンプ(小型)を選びました。パンクしたあとの走行は緊急避難と割り切って、低圧のタイヤでゆっくり帰路につくことを受け入れることにしました。ちなみに予備チューブは常に2本携帯しています。
私は不器用かつ心配性なのでこういうチョイスとなりましたが、もし迷っている方がいましたら参考になればと思います。