スポーツ電動アシスト自転車って何だ?
電動アシスト自転車といえばママチャリのシートチューブの後ろあたりにあるバッテリーパックが特徴的な自転車で、ちょっと不格好なものも多いけど実際に乗ってみるとすごく快適。特に子供を乗せて買い物にいくお母さんにとってはとても便利な乗り物だと思います。
ママチャリは移動のための乗り物として多くの人が使っているので、それが更に快適になるのであれば、ちょっと高いけど買っちゃおうという気持ちはよくわかります。
ただ最近はママチャリに留まらず、電動アシスト機能がついたスポーツバイクが次々と発売されちょっと驚いています。電動アシスト自転車が出始めの頃は電動機能だったりバッテリーがかなり大きくてスポーツバイクに付けるには無理があったように思います。でもそれがだんだん小型化されてスポーツバイクにまで搭載できるサイズとなりました。
でもですよ。そもそもスポーツバイクは移動のための乗り物じゃないですよね。自力で漕いでこそのスポーツバイク。アシストが欲しいのだったら、オートバイに乗ればいいんじゃない?と思ってしまいます。それとも、運転免許のいらないオートバイとしてスポーツ電動アシスト自転車を選ぶのか?
スポーツ電動アシスト自転車の存在意義が、正直、私には理解ができませんでした。
しかし、世間では先日、開催されたサイクルモードなどでも、多くのスポーツ電動アシスト自転車が展示されていてブースも賑わっていました。しかも、ちょっとカッコいいと思っちゃうものまでありました。
これだけいろいろ出てくるということは、きっとそれだけの需要があるわけで、それをやみくもに「スポーツバイクに電動アシストなんて邪道でしょ!」と思っている方が、単に頭の固いオッサンなのかも・・・。
実際、ちょっとカッコいいな!とは思っても、おそらく私が買うことはありません。
でも、欲しくないなら買わなきゃいいだけの話であって、他の人がその人の価値観で選ぶものにケチをつけるなんて、考えてみればほんとナンセンスですね。
出典:http://www.motovelo.co.jp/product/besv/lx1/
ちなみに、私がちょっと心を惹かれたのがこれ。
これだったら私のような貧脚でもヒルクライムが楽しめそう。電動アシスト自転車にのって、「自転車が趣味なんです!」とは流石に言えません。でも2台目だったらいいかな。「いろんな楽しみ方と知っている」と言えるし。
結局、モノゴトを自分に都合よく考えてるだけなんですね。きっと。