『Smart Air Pump M1』モバイル電動空気入れが気になる!
自転車乗りというよりガジェット好きとして気になるアイテムが発売されました。
Smart Air Pump M1 ¥11,500+TAX
写真ではモバイルバッテリーかいま話題の電子タバコのようにも見えますが、これ携帯型の電動空気入れなんです。
簡単に設定したとおりの空気圧が自動で入ってしまうという優れもの。便利過ぎて人間をダメにする逸品です(笑)
自転車って規格が統一されていないところが多々あって、空気を入れるバルブの形式も仏式、米式、英式とあります。
◆仏式(フレンチ・ブレスタ)
ロードバイクなど、スポーツ自転車の多くが採用
◆米式(アメリカン・シュレッダー)
一部のマウンテンバイクやBMXなどで採用、自動車やオートバイもこの規格
◆英式(ウィズ・ダンロップ)
軽快車のほとんどが採用、いわゆる一般的な自転車はほぼこの規格
そして、さらにややこしいのが空気圧の単位です。
これにはBar、PSI、kPa、kgf/cm2があります。
◆Bar(バール)
ヨーロッパでよく使われている単位、1 Bar = 14.50 PSI
◆PSI(ポンド・スクエア・インチ)
アメリカでよく使われている単位、1 PSI= 0.07 Bar
◆kPa(キロパスカル)
最近、主流になりつつある単位、1kPa=0.01Bar
◆kgf/cm2(キログラム/平方センチ)
日本でよく使われている単位、1 kgf/cm2 = 98.07 kPa
実務的にはBarとPSIだけ抑えておけば問題ないですが統一して欲しいものです。
このように規格も単位も様々ですが「Smart Air Pump M1」はすべてに対応しているので、ロードバイクにもママチャリにも使えて便利、一家に1台という感じです。
ただし、私としてはどうしても気になる点が2つあります。
1つはサイズ。
148.5×77.0×26.5という大きさと400gという重さ。モバイルというには大きすぎです。
1回の充電で3回くらいは使えるようなので、予備のCO2ボンベ・・・みたいな心配はないのですが常に積んで走るのはためらいます。
2つ目は出力最大圧力です。
カタログ上は6.89Barとなっています。
ロードバイクのタイヤによっては、適正値がもっと高いものがあります。
また、6.89Barもカタログ上の数値であることを認識しておかなければありません。これは実際に使ってみないとわかりませんが、ちょっと不安です。
この点がクリアになれば、とても魅力的なアイテムです。
空気圧のチェックも、わざわざフロアポンプを引っ張り出さなくてもよくなるので、こまめにやるようになるでしょう!
自転車のパンクの原因は空気圧の低下が最も多いと言われているので、パンクのリスクの軽減にもなります。
■携帯型スマートポンプ「Smart Air Pump M1」の概要
サイズ :長さ 148.5x 幅 77x 高さ 26.5mm
重量 :400g
カラー :ブラック
出力最大圧力 :6.89BAR(100PSI、690KPA、7.03kgf/cm2)
自動停止機能 :PSI、BAR、KPA、kgf/cm2、
4 種を小数点2桁までデジタル設定可能。
空気圧記憶 :設定した空気圧を記憶し次回起動時は再設定の必要なし。
充電時間 :マイクロ USB でおよそ 3 時間。
※一度の充電で約 6 カ月間は使用可能。
利用可能頻度 :マウンテンバイクのタイヤであれば 3 回程度。
充電速度 :マウンテンバイク充填時間:約 5.5 分
ロードバイク充填時間:約 3.5 分
付属バルブ :自転車(仏、米、英式)、ボール用空気針、プラスチックノズル
販売価格 :11,500 円(税抜)
メーカー :Uomi Smart Technologies Co., Ltd.(中国製)
買いますか?ということですが、
いま私のミニベロはシュワルベワンという高圧型のタイヤを履いています。
適正空気圧は7.0~11.0Bar
そうなると、フロアポンプ、携帯ポンプに加え「Smart Air Pimp M1」を併用することになってしまいますので、気にはなるアイテムなのですが、しばらくは保留にしておきたいと思います。
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