自転車活用推進法案が国会で可決されたんですよ!
皆さん、ご存知でしょうか。
12月9日の参議院本会議で自転車活用推進法案が可決され来春施行されることを!
はい!すみません。
私も実はよくわかっておりません。ですから私の確認がてら無理矢理共有します。
最後まで読んでください。
法律の趣旨(目的)は下記のとおりです。
この法律は、極めて身近な交通手段である自転車の活用による環境への負荷の低減、災害時における交通の機能の維持、国民の健康の増進等を図ることが重要な課題であることに鑑み、自転車の活用の推進に関し、基本理念を定め、国の責務等を明らかにし、及び自転車の活用の推進に関する施策の基本となる事項を定めるとともに、自転車活用推進本部を設置することにより、自転車の活用を総合的かつ計画的に推進することを目的とすること。
難しいことが書いてありますが、自転車に乗りやすい環境を整備するよ!ってことですね。
そして何をやっていくのかということが、基本方針として示されています。
自転車の活用の推進に関して、重点的に検討され、及び実施されるべき施策は、次に掲げるとおりとすること。
(1) 良好な自転車交通網を形成するため必要な自転車専用道路、自転車専用車両通行帯等の整備
(2) 路外駐車場の整備及び時間制限駐車区間の指定の見直し
(3) 自転車を賃貸する事業の利用者の利便の増進に資する施設の整備
(4) 自転車競技のための施設の整備
(5) 高い安全性を備えた良質な自転車の供給体制の整備
(6) 自転車の安全な利用に寄与する人材の育成及び資質の向上
(7) 情報通信技術等の活用による自転車の管理の適正化
(8) 自転車の利用者に対する交通安全に係る教育及び啓発
(9) 自転車の活用による国民の健康の保持増進
(10) 学校教育等における自転車の活用による青少年の体力の向上
(11) 自転車と公共交通機関との連携の促進
(12) 災害時における自転車の有効活用に資する体制の整備
(13) 自転車を活用した国際交流の促進
(14) 自転車を活用した取組であって、国内外からの観光旅客の来訪の促進、観光地の魅力の増進その他の地域の活性化に資するものに対する支援
(15) (1)から(14)までに掲げるもののほか、自転車の活用の推進に関し特に必要と認められる施策
わかるような、わからないような・・・。
わかるのだけど、どうやって?みたいなものも・・・。
上から読んでいくと(1)はわかります。
どんどん進めて欲しいです。途切れ途切れではない自転車専用通行帯を作って欲しい!
そして(2)、早くもここで躓きました。
どうやらこれはパーキングメーターを撤去するということらしいです。白いボックスに料金を払えば堂々と道路に車を止められるというヤツです。これが自転車走行の妨げになるということですが、個人的には少し疑問です。
もちろん、ない方が自転車にとって走りやすいのは事実ですが、その車はどこに行くのでしょうか。ドライバー目線で言えばパーキングメーターはとても助かります。それが、そこに止めることができず路上駐車するケースが増えればその方がむしろ危険だと思うのです。
そもそもパーキングメーターって狭い道路には設置されていないので、ルールを守って利用されている場所ではそれほど危険じゃないと思うんですよね。
何が言いたいかといいますと、ちょっと話がズレちゃうのですが、まずは違法駐車を徹底的に取り締まってください!っていことなんです。特に青色の自転車専用通行帯に止まっている車を。
そこに駐車車両があると、自転車は当然ながら車道にはみ出してパスしていくことになります。でも、自転車専用通行帯のある道路って、ドライバーからすると自転車はそこからはみ出さない前提で認識されていると思うので、すっごく怖いんです!!
自転車専用通行帯に車を停めるということは、自転車乗りに対して「車道に飛び出して、車にひかれてしまいなさい!」と言っているのと同じことです。私はそう思います。
安心してください!
この勢いで(3)以降を書き続けると終わらなくなってしまう、とうか読んでもらえないと思うので、(3)以降はよろしくお願いします!で終わります。
私も一人の自転車乗りとして、このように法律が整備されていくことは大歓迎です。
だだ、今の枠組みのなかでも、危険を排除できることはたくさんありますので、コスト面とかいろいろ課題はあるとは思いますが、是非よろしくお願いしたいと思います。