休日はミニベロに乗って

趣味の自転車(特に小径車・折り畳み自転車)についてもっと知って、さらに楽しい休日を。このブログを通じて初心者サイクリストの輪を広げていきたい!

カジノ解禁法案に関する論議がつまらない!

最近おもふこと。

カジノ解禁法案に関する議論がつまらない!
 

f:id:Jack35:20161206182338j:plain

あまり議論されることなくカジノ解禁法案が採決されるということに関して批判の声が高まっております。
 
◆若者のギャンブル依存症が増加し社会が乱れる
◆マネーロンダリングに利用され犯罪の温床になる
◆カジノの運営を行う外資企業だけが儲かって国内の経済発展につながらない
 
など反対意見を唱えるコメンテーターが多いですね。
そして賛成派は非社会的なギャンブル愛好家にように扱われ肩身の狭い立場に追いやられているような印象を受けます。
 
ただ、私にはいずれも意見もしっくりきません。
それは、きっとカジノを知らないのではないかと思うから。
 
カジノで遊んだことがないと言っているわけではなく、カジノのある街で生活したことはないんだろうなと思うから。
 
私は恐らく人並みを少し上回る程度にギャンブル好きの人間です。
競馬、競輪、競艇、オートレース、パチンコ、パチスロ、オンラインカジノ、宝くじ。
頻度の差はありますが、ひととおり嗜んでおります。
若かりし頃はカジノ目的で、ラスベガス、マカオ、韓国などに旅行にも行きました。
 
仕事でカジノのある都市に海外出張することもありましたが、その際はほぼ必ずカジノに立ち寄りました。収支としては計算していませんが、通算成績ではマイナスであることは確実。でもギャンブル好きとしてはそんなことお構いなしでまた行ってしまうのです。常に勝つことをイメージして。
 
その後、カジノのある都市へ海外赴任することになりました。
会社で借り上げてもらったアパートからカジノまでは徒歩圏内です
でも、実際に現地に赴任してからはカジノへはほとんど行くことがなくなりました。
日本からの出張者のアテンドで行くことはありましたが、それ以外では日本でパチンコに行くくらいの頻度でしたね。
現地に住んでいた周りの日本人もカジノに入り浸っている人などいませんでした。
 
要するにいま盛り上がっているカジノって非日常だから惹かれるのであって、それが日常になったら近所のパチンコ屋さんと変わらなくなるんです。
ラスベガスのように巨大エンターテイメントとしてのカジノも、いつでも行けるところにできたら、最初は通うかもしれませんが、きっとすぐに飽きてしまいますよ。
もちろん、全員がとはいいませんが、多くの人はそうなるはずです。
 
ではそれ以外に人は?と言うと、
それこそ、いまの日本だってギャンブル依存症の人は大勢いるわけだし、そもそも日本にはすでに公営ギャンブルやパチンコ屋がいたるところにあるわけですから、そこにカジノが加わったって新たな社会的な問題になるようなことはないですよ。
ギャンブル依存症以外の懸念に関しても全く同じ。
 
私はカジノ解禁法案自体に賛成でも反対でもない立場なのですが、
あまりにも実態を顧みず耳障りのいい意見を言っている方が多いなぁと感じています。
さらに「ギャンブルはやらない方がいい!」
誰も反論しないことをドヤ顔で語る方が滑稽に映ります。
 
キャンブルを問題視するのであれば、論点は全く別にところにあると思うんですけど。
 
 
 
最後に海外赴任あるある。
会社で借り上げてもらった「アパート」は、日本でいうところの高級な部類に入る賃貸マンションです。
だだし、海外で安易に「マンションに住んでいる」などと言うと誤解を招きます。
なぜなら、マンションは「豪邸」って意味だから。
明確な定義はないと思いますが、日本では物件のランクを「アパート<マンション」と認識されてます。でもこれは日本独特の解釈なんです。
英語では集合住宅を総じてアパートメントになります。
実際、私も赴任当初、「○○にあるマンションに住んでる」と言って、ビスネスパートナーに「お前の会社はすごいんだな!(社員にマンションを用意してくれるのか!)」と言われたことがあります。
同じ言葉なのに意味が異なるのはよくある話なんですよね。
 
Copyright (C) 2016 jacknote.com All Rights Reserved.