サイクリング中の音楽はアリかナシか論争! 骨伝導ワイヤレスヘッドホン CODEO という名の刺客
ヘッドホンをしながら自転車に乗るなんて正気の沙汰とは思えない。
傍から見てるだけでも危なっかしくてしょうがない。
自転車で普通に走っているだけでも、風切音で後ろから車が近づいてくるのに気付かずゾッとすることさえあります。電気自動車などはホントに静かで、技術の進化によって危険度が増してる気がしますね。
なので自転車と音楽とは無縁なものであるというのが私の考え方でした。
たまに、ポータブルラジオを鳴り響かせながら、自転車に乗っているおじいちゃんを見かけますが、それは悪い気はせずとも、自分でやろうとは思いません。
なぜか、このパターンはおばあちゃんではなく、おじいちゃんが多いのはなぜなんだろう?と思ったりしてみたり・・・。
ところが、最近、骨伝導ヘッドホンなるものがあることを知りました。今まで知らなかった自分の情報アンテナの低さに凹みます。
見た目は普通のヘッドホンに近い形ですが、耳を塞ぐとことなく、耳の近くの骨に直接響かせて音を聞かせるというもの。サイクリングにも最適との謳い文句でもあります。
通常のヘッドホンに比べて音質などは劣るようですが、自転車で使うのなら音質の良し悪しなど、多少の違いがわかるはずないので無問題。
こういう商品が出てくると、好きな音楽を聴きながら、ゆっくりサイクリングするのもなかなか優雅で良いような気がしてきます。
私は現在の生活の中で音楽を聴く時間がほとんどなくなってしまいました。
かつては通勤の電車のなかではもっぱらiPodで音楽を聴いていたものですが、今はスマホでLINEしたりゲームしたりしていると通勤時間もあっという間です。
恥ずかしながらもはや流行りの曲も知りません。カラオケに行ってもレパートリーは十何年前と替わっていない有り様で・・・。
ただ、ゆっくり音楽を聴く時間は作りたいという漠然とした気持ちは持っていました。
ですからでしょうか?この骨伝導ヘッドホンはとても気になっています。
その一方で、せっかく自転車に乗って自然を楽しんでいるのに、そこに音楽を持ち込むことで、自転車で過ごす時間が魅力的が減ってしまうのではないかとの危惧もしています。
自転車に乗っている時間は、いまやスマホから解放される貴重な時間なのでもあります。
それと、この骨伝導ヘッドホン、うえにも書いたとおり、一見するとヘッドホンのようにも見えます。すなわち、周囲の人からは耳を塞いでいると思われかねません。いや確実に思われるでしょう。
このような理由から、今はまだ購入を踏み留まっていますが、物欲魂は疼いているのは事実で、いつか手を出してしまうかもしれません。
その時は、改めてレビューを書きたいと思います。